カガミウツシ
2026/01/03 19:03
98回再生
4:10
5 いいね
ちくわてゃん
登録者 114
概要
鏡の中の空がゆらぐ。 時の感覚が伸びて、どこまでも遠く。 影が長く伸びて、心の奥まで届く。 君を待つこの時間が、やけに重くて美しい。 風も音も止まったようで、 心の鼓動だけが響く。 指先が空を探しても、 届かない。届かない。 果てしないひとときを、 胸に刻んでひとり息をする。 過ぎ去る影も、揺れる光も、 君を呼ぶ声には勝てなくて。 それでも待ち続ける、 この魔法のような日々。 時計の針が泣いている。 遠くの星がひそかに笑う。 透明な涙が頬を伝って、 世界が少し歪む気がした。...